クリアファイルの近藤印刷|オリジナルノベルティ・グッズ|

オリジナルノベルティで効果的な販促のお手伝い

トップページ >ノベルティグッズ一覧 >ケース入りはがきセット

ケース入りはがきセット

制作事例集 インタビュー

製品としてボリューム感があるので贈り物として使用される方が多く、喜ばれています。
丸型ポスト写真家 庄司巧さん

<活動内容>
丸型ポスト写真家。
10年間で約1000本の丸型ポストを撮影。

ユニークな活動は、新聞や雑誌などに取り上げられ、
最近では上海万博にて「懐かしい日本の風景」として多数の写真が紹介されたり、
東日本大震災の被災者の方々に、郵便局が配布したうちわに写真が採用されるなど、
ますます活動の幅が広がっています。

blog-庄司巧の丸いポストのある風景-
http://marupost.exblog.jp/
facebook
http://ja-jp.facebook.com/takumi.shouji
―今回は、丸型ポスト写真家の庄司巧さんにインタビューさせていただきました。
庄司さんには、写真家として活動され始めた当初から、
弊社近藤印刷にはがきや栞をご発注いただいており、
新製品「はがき・しおりセット」も、いち早くご制作いただきました。

■庄司さんはこれまで弊社で、
さまざまな種類の「ポストのある風景」のはがきやしおりを作ってくださいました。
お客様の反応はいかがでしょうか。

一番嬉しいのは、しおりやはがきを手にとった皆さんが、とても喜んで下さることです。
「幸福の黄色いポスト」のしおりを、お守り代わりに使って下さっている方も。

自分の作品がはがきやしおりとして皆さんの手元にとっていただけるのが嬉しいです。


▲宮城県大崎市『幸福の黄色いポスト』の栞


■なかでも人気のある商品はどれですか?
やはり季節感のあるものが好まれます。
京都府南丹市の「茅葺の里」のハガキ、
富山県の五箇山合掌集落の「雪景色」のハガキなどです。

また不思議に思われるかもしれませんが、
富士山五合目簡易郵便局では京都祇園の「舞妓」のハガキが一番売れます。
外国から富士登山にみえた方たちが買って下さるのです。


   ▲京都・祇園『舞妓』ハガキ


■今回作っていただいた「しおり・はがきセット」の評判はいかがですか?
はがき8枚、しおり2枚がケースに入っていて、
製品としてボリューム感があるので、贈り物として利用される方が多く、喜ばれています。

印刷もとても美しく、ご好評をいただいています。

以前、ラジオ番組を通じて交流が始まった永六輔さんにもお送りしたところ、
ケースの写真の付いている部分を切り取り、はがきとして使用して、お返事をいただきました。
永さんらしい気遣いにあふれていて、感激しました。


▲作成したしおり・はがきセット


今日はそんな庄司さんに丸型ポストへの思いについても、お話をうかがいました。

■丸型ポストの撮影を始めたきっかけを教えて下さい。
最初に撮影したのは、名古屋の覚王山日泰寺境内にある丸型ポストでした。

それまで丸型ポストに気を留めたことなどなかったのですが、
松の木と赤いポストのレトロな雰囲気がよく合って、
とても惹かれるものを感じました。

それから徐々に、ポストを訪ね、写真を撮るようになっていきました。

■こんな風景を撮りたい、というような思いはありますか。
北海道に行ってみたいです。
まだ撮影に出掛けていない場所もあるので
四季のある風景や、昔懐かしい風景を撮りたいです。

■東日本大震災のボランティア活動にも積極的に参加されていますね。被災地のポストが心配ですね。
「幸福の黄色いポスト」は、2005年、地元の商店街の活性化のために設置された丸型ポストで、
「幸せの黄色いハンカチ」をイメージして黄色に塗られました。

丸型ポストを撮り始めて4年ほど経った頃、設置のニュースを聞いて
興味本位で訪ね、それからポストを通じた交流が始まりました。

一年後には商店街のセレモニーに参加したり、写真展も開催させていただき、
また、愛知県西尾市の「抹茶ポスト」と、
この「黄色いポスト」との交流のお手伝いをしたりして来ました。

3月11日に東日本震災が起こり、とても心配だったのですぐに商店街に連絡を入れました。
道路が陥没したり、家屋が倒壊した中で、黄色ポストは踏ん張っていました。

大きな地震があったにも関わらず立ち続けるポストの姿に
現地の方々は勇気付けられたそうです。


自分に何ができるだろうかと迷いましたが、まず現地の人の顔を見ることかと思い、
5月3日~5日に訪問しました。
西尾市の方たちも励ましの手紙、物資を送って下さいました。

■ポストを越えた交流になってきましたね。
はい、ポストのおかげで交流が始まりましたが、
今は、現地へ足を運んでもらうのも支援のひとつではないかと思い、街のPRをしています。

大崎市の観光大使(正式名・おおさき宝大使)のお話をいただき、
今年7月にその役を引き受けさせていただくことにしました。

また、郵便局が作った「幸福の黄色いポストうちわ」にも、写真が採用され、
東北の方たちに無料で配布され喜んでいただきました。

■今後の目標を教えて下さい。
丸型ポストの写真集が出来たら嬉しいです。

■いつかは世界のポストも?
夢ですね(笑)。

■最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。
携帯電話やパソコンの普及で、電子メールのやりとりが多いですが、
一度心を込めた言葉で大切な人に手紙を書いてみたらいかがでしょうか。
相手の方はとても喜ばれると思います。

町おこしで色々なポストが設置してあったり、風景に溶け込んだ丸ポストもありますので、
是非そちらからの投函もしてみて下さい


▲製作した『POST絆Tシャツ』

▲島根県松江市『幸運のポスト』の栞
丸型ポストのことなら、何時間でも話せる…そんな感じの庄司さん。
夢中になるものはなんだっていいんだ、と思わせられました。

「心に残るポストのある風景を撮り続けて、人と人との関わりを大切にして、
夢を持って歩んで行きたい。」
これからも日本の各地にあるポスト君に、カメラ一台だけ持って、会いに行くのでしょう。

ご活躍をお祈りいたします!!
blog-庄司巧の丸いポストのある風景-
http://marupost.exblog.jp/

特別展【昭和レトロと郵便局】
~12月18日(日)まで写真展示中
詳細はコチラ